感謝してます。壁谷です。
今年は桜の時期が、東京は4/7くらいが見ごろみたいですね!
四季があるのはいいなとしみじみ感じます!
さて、最近は海外で資産形成される方が多くいらっしゃいますよね。
皆さんの中で「海外で運用して、海外で受け取っているのだから、日本の税金はかからない!!」って思っていらっしゃる方はいませんか??
たしかにそう感じますが、実は日本の税法ではそのようになっていないのです。
日本では、日本に住んでいる日本人の方は、いくら海外で収入を得たのだとしても、国外で収入があった時と同じように税金を計算することになってます。
全世界所得課税って言います!
どうなるかというと・・・
海外で上げた運用の利益は、確定申告で申告をして、仮に海外で税金を納めていたならば、その金額を控除した残額を所得税として納付することになります。
たとえば、海外で運用して利益が100万円出たとします。
源泉税として仮に海外で2万円税金を納めていたとします。
しかしこの運用益を加味して日本の所得税で計算したところ、日本としては10万円を納める必要が出てきました。
そうしましたら、10万円-2万円の8万円を税金として納付することになります。
タックスヘイブンって聞いたとこはありますか?
タックスヘイブンというのは、税率が20%以下の国をいいます。
タックスヘイブンで運用して利益が上がると、上記の計算を考えると、タックスヘイブンは税金が少なく納付されているので、日本で確定申告のタイミングで多額の納付が出るようになってしまうのです。
最近はよくオフショアの投資が増えてますよね。
オフショア投資は税金がかからない投資ではなくて、運用利回りが高い投資と考えておくことが必要かなと思います。
では、海外で会社を作って受け皿にすればいいのではと考える方がいらっしゃいます。
そこも実は日本政府は準備を怠っていないのです。
それをタックスヘイブン対策税制といいます。(この内容は濃いので割愛します)
個人で受け取っても法人で受け取っても、日本の税金をうまくお付き合いをしてゆくことが必要となりますね!!
いつも感謝してます。
壁谷英薫