感謝してます。壁谷です。
最近、海外の投資家が日本にこぞってきて、金を買いにくるということを行っておりますね。よくテレビで報道されてます。
なぜ海外の投資家が今このタイミングで金を買うのかは、いろいろな考え方があるので、その意図を考えないといけないですね。
その一方で日本の方は金を売却する動きが加速してますね。よく町では金の買い取りの店舗を目にするようになりました。
それだけ金の売却が加速しているということです。
そこに対応するように、税務署もある仕掛けを用意しております。
それは2012年以降の金の売買に関して、国に法定調書を提出することが義務付けられました。
これは何かというと、この方に売ったということを国が把握しようとするものです。つまり保有者がどれくらい持っているのかがわかってしまう制度です。
この意図は、売買益をしっかり課税するためだけではなく、相続で金を申告しないような事態に備えて、あらかじめ国が把握しておこうというものでしょう。もしかしたらほかにもいろいろな意図があるのかもしれませんが、金の売買を把握る方向性になったというものは大変興味深いです。
具体的には、200万円の売買をする場合には、国に業者から国に申告をしないといけないというものです。200万円というと、金で言えば500gくらいですよね。
500gの売買をするだけで、業者が国に知らせる必要性が出てきたいのです。
なので、各金の販売業者も200万円以上の売買をする際には現在本人確認書類の提出が義務付けられるようになりました。
例えば三菱ではこのようにHPで記載されております。
http://www.gold.mitsubishi.co.jp/info/20111102.html
国税庁の制度の情報は下記のサイトです。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/hotei/annai/1251.htm
金の売買を把握するということは、大変興味深い動きですね。
皆様ぜひお気を付け下さいませ!!
いつも感謝しております。
壁谷英薫